日記:2024年1月2日

〇晴れ。祖母の家に行き地震の被害等を確認する。被災地から離れているとはいえ、古い家に地震は天敵と思ったものの、経年以外にこれといった問題もなく、何処の誰とも知らない大工の仕事に感謝する。被災地で余震の度に速報が流れる。私の住む地域でも微震程度の揺れを数回感じる。政府発表やニュースを見る限り、昨日の地震は能登半島地震と呼称されるようだ。現時点で発表されている死者は四八名。ただ黙祷。

〇祖母の具合が悪い。厳めしい病名もあるが、年齢を顧みるに老衰と言っていい。昨年末まで入院していたが、手術を終え退院し、正月を自宅で迎えて喜んでいるのを見、泣きたくなる。それと同時、天災で生死をさまよう人々よりも祖母の体の具合への感情の動きが大きいことに気づく。彼の重大事は我の瑣末事――人間の悲哀。

〇加納朋子『螺旋階段のアリス』を読む。

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