「いい? アリス、なんでも書くのよ。なんでもいいの。とにかく投稿できればテストの用は済むのだから……」
深夜二時、アリスはデスクトップPCの前に座り、そんなことをぶつぶつ呟きながらキーボードをカタカタと叩いています。
作業の裏で流しているおきにのストリーマーの配信から聞こえてくる楽しげな声につい(今日のところはもういいんじゃないかしら?)なんて考えてしまいます。
考えてはしまうのですが、とはいえそういうわけにもいきません。
なんといってもサイト製作は、アリスが手を動かさなければ進まないのですから。
「……わたしが遊んでいる間に、妖精さんでも出てきてやってくれないかな?」
なんてぼやいているうちに、なんとテスト小説1と2ができています。中身はこれっぽっちもありませんが、とはいえ完成は完成です。
アリスもやっと一安心、じぶんのお役は御免と眠たい目をこすり、欠伸をひとつ。おやすみなさいと睡ります。