〇雨。結論、ただの風邪だった。これが、朝から約二時間かけてコロナウイルスとインフルエンザウイルスの検査を行った結果である。
他人に感染する心配はないらしくその点一安心だが、とはいっても喉の痛みが治るわけではない。
診断結果は咽頭炎である。
扁桃炎はよく聞くが、咽頭炎という病名は初めて聞いた。とはいえ、これまで人生で一度も罹患したことがないとも思われないから、おそらく私は脳内で風邪に関するナニナニ炎を扁桃炎と自動変換していたのだろう。
〇医院は風邪の神様であふれていた。風邪の神様というのは、要するに感冒やインフルエンザ等諸々を含む症状のある患者を指す言葉で、一般的なものかどうかは知らない。
今朝、私はその風邪の神様の末席に加わり、出雲の神在祭もかくやのコンコンセキゼキの中にいた。
待合で待つ間、神議りの様子を伺いながら、(ああ、皆苦しんでいる。私と同じだ。同じインフル仲間だ)などと勝手に連帯意識を感じていたのだが、ただの風邪と診断されたら反転、仲間と思っていた神々が軒並み感染リスクを抱えた存在となり殺伐とした。