日記:2024年8月11日

〇晴れ。本日より約一週間、京都は下鴨神社糺の森にて下鴨納涼古本まつりが開催される。例年、盆休みといえば家に籠りきりの私をして、唯一外出らしい外出をする催しだったのだが、今年は参加を断念する運びとなった。
 不参加の理由は幾つかある。まず、先日に起きた日向灘地震に因る南海トラフ地震発生のリスクがあり、つぎに今年の京都の灼熱化の熱中症のリスクである。
 巨大地震のリスクに関してはあくまで確率の話だから、杞憂と言ってしまえばそれで終いなのだが、熱中症に関しては杞憂で済ませられない。つい先月も熱中症に罹った体である。冷房のもと引き籠りがちなオタクに、今年の京都の猛暑で古本の海を数時間歩き通すのは尋常ではないだろう。
 それに昨年の古本まつりの話になるが、私は目の前で猛暑にやられた人が倒れるのを見ている。その人もやはり熱中症だった。私含む周囲の人間が呼びかけるも意識朦朧のていで、飛んできた会場スタッフに運ばれ、救急車に乗せられたのを見た。
 本は好きだ。古本市なんて右から左どこを見ても本だらけでテントを冷やかしているだけでも時間を忘れてしまう。カバンいっぱいに古本を買って、それをちまちま読んでいくのは愉快である。
 でも、私は今年の夏の古本市には行かない。そう決めた。
 私自身が行かないと決めたなら、それでいいのである。

〇今年はひさしぶりに秋の知恩寺で開催される古本まつりに行こうと思う。以前行ったときは古本オークションで司馬遼太郎『この国のかたち』の朗読CD(だったと記憶している)の競りに負けた苦い思い出があるので、今年は何か競り勝つのを楽しみにしようか。

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