日記:2026年4月10日

〇晴れ。花粉芬々。今週の雨続きもあり桜の花も大分散った。地に落ちた桜の花は、はじめはまだ薄桃の絨毯のようで雅な雰囲気もあるのだが、それも雨に濡れてどろどろになってしまうと汚らしい。祇園精舎の鐘の声、と、口ずさみたくなる。
 とはいえ、桜の栄華は散りとて続く。花が落ちれば青々とした葉がさやぎ、葉桜の季節がやってくる。そして来年の春になればまた桜花咲き誇る。循環のなかの花散る一時だけを見、盛者必衰などと言うのは、物言わぬ桜にしてみれば随分勝手な話かもしれない。

この記事をSNSでシェアしたい!

コメントしてみる