〇晴れ。三連休初日。祖母の遺骨が墓に納まって初めての彼岸こともあり墓参に行った。母や叔母たちらと掃除やらをし、帰途ウクライナ料理屋でこれまた人生初のボルシチを食った。不見識甚だしいが、私はボルシチをその色味から塩気のある辛いスープだと思っていたのだが、その実は煮込んだ野菜の優しい味わいのスープであった。少しピリ辛い感じもしたが、あれは何かスパイスでも入っているのかしらん。
〇海外の料理を食う機会があると、私はどうも気おくれして無難な料理を選んでしまうのだけれども、たまに勇気を出して味の想像が及ばない料理に挑戦してみるのも悪くはない。これは存外に上質の刺激で、ささやかな生を肯定しうるだけの神秘を秘めた愉しみであるように思われる。巷のグルメという人たちも、おそらくはこの愉しみのために食を求めるのだろう。