日記:2024年9月3日

〇晴れ。普通に忙しい日だった。
 普通――つまりは日常的な仕事があり、仕事はほどほど捗り、明日やるべき仕事を机上に積み重ねた日である。

〇泰三子『だんドーン』を読む。川路利良が主人公のマンガ、というところでまずそそられる。しかも日本警察草創期の「日本警察の父」を描くのではなく(今後描くことになるのだろうが)、幕末の風雲以前から物語が始まる至れり尽くせりぶりである。私のなかの川路像は機構的で、警察というシステムと等号で結びついているのだが、このマンガの川路は人間味にあふれていて、油断ならない。
 マンガとは関係ないが、同じく川路利良が主役を務める物語では、山田風太郎『明治波濤歌』に収録された中編「巴里に雪のふるごとく」が好きだ。同中編集のなかでは「風の中の蝶」も素晴らしい(こちらは川路主役ではないが)。

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