日記:2024年7月27日

〇晴れ。本日未明にパリ五輪の開会式が行われ、マリー・アントワネットに扮する女性が、奇術の要領で己の生首を手に持ち革命賛歌を歌う演出を盛り込み、賛否両論となっているらしい。
 開会式のゲストには王家に繋がる者もいるであろうに、そのような演出をした胆力には驚かされる。演出そのものとしては、革命の暴力に曝されてギロチン台に行かねばならなかった女性に革命賛歌を歌わせる悪趣味という他無い。
『死人に口なし』の好例といっていい。
 むろん、この演出に秘された意図を推測することはできるが、結局、推測は推測でしかなく、私にはそれを書くほどの関心もない。私はどうも、こういった盛り上がりに縁のない人間だから、中継は観ずに寝ていた。

〇生者には死でさえも消費する娯楽となる。

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