日記:2024年2月1日

〇風が吹く中、穏やかな雨の降る。
 このかなしみは何やらん?――などとヴェルレーヌの詩を引くまでもなく、こんな天気の日は気が滅入る。メランコリーを真昼の悪魔と呼んだのはだれだったか。寒い冬の日、太陽が雲にかくれて薄暗い昼間は、なんとも身の置きどころのない感じがする。

〇昼飯を食いつつニュースを見ると、能登半島地震のことをやっていた。そういえば、最初の地震から今日でちょうど一月経つ。『そういえば』という実感に驚く。祖母の死などあり忙しかったとはいえ、あれだけの天災をたった一月程度で「歴史」として認識しつつある。ああ無情。

この記事をSNSでシェアしたい!

コメントしてみる