日記:2024年10月2日

〇晴れ。久々に晴れ空だったが、どうやらこの空は嵐の前触れ、明日から天気は雨模様だという。
 いわれてみれば、天気の割に朝から気圧性の倦怠感があった。空気も秋の澄んだそれではなく、どこか湿り気のあった気もする。
 ――嗚呼、私の知る秋はいったい何処へ行ったのか?
 などと嘆じてみるが、よくよく思い返してみれば、これまで私の経験した秋で「秋らしい秋」なんてなかったようにも思う。
 理想の秋は、いつも空想の領域にある。
 それに、なんといっても千変万化の自然である。ひとつとして同じ雲が無いように、季節もまた、らしいという言葉で型にはめる事などできないのだろう。

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