日記:2024年4月10日

〇晴れ。昨日の天気が嘘であったかのような朗らかな晴天だった。
 結局、桜は散らずに済んだ。昨日の風雨は人間でも立っているのが辛いほどだったから、今年の桜もこれで見納めと思っていたのだが――実際、私は風雨の中に舞う幾片の桜の花弁を見た――今日見た桜の木には『咲いている』と形容できる程度に花があった。
 桜の散る様はよく「儚い」と形容され、事実それは儚い生命の生き様であるが、今日はその桜に風雨の中でも咲き続ける力強さを見た思いがした。

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