〇晴れ。七夕に御誂え向きの夏晴れで気温も30℃近い。この暑さではいかに牽牛織女といえどもバテて乳繰り合うどころではなかろう。あるいは、天の川というほどだから二人は存外レジャー気分で逢引きしているのかしらん。
行事を考えれば短冊のひとつでも掛けるべきだろうが、残念ながら私の生活にそこまでの文化はない。というわけで、笹と短冊一葉に替えて、ここで願い事を書くことにする。
〇考えてみたものの、いい願い事が思いつかない。あまり俗っぽいとつまらないし、理想を掲げると白々しい。
銀河に願うのだから、それはロマンチックであるべきだ。
だのに、私の頭はどうやら即席でロマンチックな願いを出力するようには出来ていないらしい。強いて願うなら、ロマンチックな願い事のひとつやふたつ出来るようになりますように、だろうか。目覚めて尚夢を見たいというのはロマンチックな願いだろう。