〇晴れ。今朝はいつもより早く週課の散歩に出た。これは特別な理由によるものではなく、単に日の出が早くなったからである。
午前4時半ともなれば空が明るい。
むろん休日の私はこの時間はまだ夢中にいる。が、私の覚醒如何にかかわらず、差す陽光は地上を温めて梅雨時の蒸し暑さを醸成してゆく。要はこの暑気を厭っての散歩の時間の繰り上げである。
時間というのは不思議で、いつもの散歩コースであっても出る時間が異なれば往来に見かける顔ぶれも違ってくる。殊に早朝はそれが顕著で、今日は犬連れの人たちをよく見かけた。
人間も参る暑さはいわんや犬にとっては。私はペットを飼ったことがないけれど、やはり外は過酷だからと、しばらく散歩は取りやめるというわけにはいかないのだろうか。散歩は犬の精神衛生に必要だとも聞くから、やはりそういうわけにもいかないのだろうか。
そんなふうに考えていると、仕事だなんだと猛暑のなか外へゆく人間も犬とあまり変わらないように思われ、妙に滑稽に思われる。
なんにせよ、飼われる方も飼う方も大変な話だ。