〇曇のち雨。いわゆる走り梅雨の気配がある。
今くらいの時期、最も始末におえない日というのは今日のような生ぬるい気温の日だろう。夕方から激しく降った雨のせいか、日がな湿気った空気が漂い不快感甚だしい事この上ない。
夏の陽射しを感じる近ごろでも、風の吹く日は涼しく五月の朗らかさも感じられた。が、いちど天気が崩れ出すとこれであるから難しい。
とはいえ、これから益々梅雨は近づき、暑気は増すのである。どうやっても不快指数は上がってゆく。そういうことを考えていると、「ああ、夏が来るな」と思う。
〇竹本健治『涙香迷宮』を買った。