〇晴れ。最近、ヤングアダルトをよく読んでいる。YAと略されるあまり聞き慣れないこの言葉は、今ではライトノベルという呼称に代わられた。
児童書と一般文芸の間、十代後半の読者層を想定するこのジャンルはとにかく読み易く、内容も、作文技術の巧緻より文章の勢いやキャラクターの魅力を強みとし、この部分で読書を引っ張ってゆく意志があるから、それに身を任せると楽しめる。
最近のYA(ことライトノベルと呼ばれるジャンル)は、小説投稿サイトでヒットした作品をそのまま書籍化する流れがあり、自然と売れた作品やテーマに寄せた内容が多くなった。「〇〇もの」というジャンル内の流行りがあって、自然似たり寄ったりの作品ばかりになるという状況がある。
私としては、挿絵の好みや似たり寄ったりのなかから、自分の好む部分を見つける楽しみもあり、それはそれで良いと思う。
とにもかくにも、軽読書という言葉にふさわしく、中高生だけでなく、日々疲れている社会人にもウケるジャンルというのも頷ける。
〇ヨースタイン・ゴルデル『グラフィック版 ソフィーの世界』を買った。