日記:2025年4月3日

〇晴れのち雷雨。なかなか寒が抜けない。朝から吹いた寒風は冬から春へと改めた装いには効果てきめんで外を歩けば風の吹く度ぶるぶる震えていた。
 春先の試練は寒風だけではない。弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂などと言うと大げさだが、夕に雷雨の降りだす段になっては春嵐という言葉を思わずにはいられなかった。不幸中の幸いといえば、この寒さで桜の開花が遅れているから、風のために桜散ルとはならなかった事である。
 いいかげん、そろそろ春暖が恋しい。

この記事をSNSでシェアしたい!

コメントしてみる