日記:2025年4月2日

〇晴れ。朝からマイナンバーカードの電子証明書更新手続きをしに市役所に行った。予約を取る煩わしさを厭って開庁時間ちょうどに出向いたのだが、それでも待機者の列が形成されていた。
『列があった』といっても、諸手続きの受付窓口は分散されており、実際の私の順番は予約者を含む三番手だった。時間にして10分程度の待ちだから然程問題はない。とはいえ、予約者は列に優先される形で受付できるシステムのため、次からは素直に予約を取ることにする。

〇この時期は住民票・戸籍関係の来庁者が多いらしい。私の窓口はマイナンバー関係の手続き専用だったが、開庁時に形成されていた列に並ぶ人の大半は、住民票・戸籍関係の窓口へ向かっていた。

〇役所といえば色々と悪印象――ほとんど誹謗のような――が目立つが、職員の仕事ぶりや動線設計を見るにかなり洗練された印象を受けた。老若男女問わず複雑な諸手続きを説明し、個人のレベルに合致する適切な支援を提供する仕事は簡単ではない。それに、私は納税者であるという意識から、必要以上に職員に厳しく接して心無い言葉を浴びせる者もいるだろう。これらを日々熟していたら、心を病む者が出るのも納得である。

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