日記:2025年2月21日

〇雪のち晴れ。朝方は降っていた雪も昼過ぎには止みました。天気予報では連休のあいだも相変わらずの雪マークではありますけれど、今日のように暫しお天気に恵まれる事もあるようです。
 地面に降り積もった雪も多少は融けましたから、週課のお散歩では、凍った地面を上をツルツルと歩く思いはしなくて済むでしょう。

〇午後、以前から予約してあった歯科医院へと行きました。
 十数年前の事になりますけれど、私には幼さゆえの無謀により起こした事故で痛めた歯がございます。時を経て事故の記憶もおぼろげになった今になって、その歯に違和感が出たため、診察を受けたのです。
 その歯の治療は幼い時分であったため、それから時を経て私が成長した事に伴って出た違和感とのことでした。
 治療計画を立てていただき、これから数回に分けて治療をしていただけるとのことでほつと胸をなでおろしました。

〇それにしても、感謝すべきは昔に治療をしていただいた歯医者さまです。稚気盛んな私はきっとたくさんご迷惑を掛けたでしょう。そうにもかかわらず、今になるまで気にも留めないほどに丁寧な治療をしてくださいました。
 また、その治療が的確であったおかげで、私は今になって成長した体に合わせた治療をふたたび行えるのです。
 昔に私の通った歯医者さまは、今はもうありません。風の便りに聞いた話によれば、すでに亡くなられて久しいとのことです。
 情け無い事にもう顔や声すら思い出せないのですが、私の感謝の気持ちだけは、いつまでも尽きることはありません。

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