〇晴れ。この日記は16日の深夜――17日の零時過ぎに書いている。昨日、つまり15日の日記も同じくらいに書いたので、二日続けての遅刻である。
私は日記を寝る前に付けるようにしている。
これは、平日はその時間帯が最も日記を付けやすいからなのだけれど、休日もわざわざ遅刻寸前の時間帯を選んで日記を付けているのは、『日記なのだから出来るだけ一日の終わりに記すべきだ』という妙なこだわりに過ぎない。
こだわりの結果が、今回の二日連続遅刻に繋がる。
とはいえ、この詰めの甘さ、貫徹の意志の弱さは私らしい。その日中に書けなかったことを遅刻と言い、感じる意味のない罪悪感を得ているところやその罪悪感すら日記のタネにしてしまうツラの厚さ。――
なお遅刻の原因は、二日続けて長湯のためであった。
〇今日は地元の商店街連の主催する祭りの日だった。
そこそこ歴史のある祭りで、地元住民にも親しまれている。私も子ども時分は頻く行ったものだが、規模の縮小などもあり最近はとんと足を向けていない。
今日、朝方に祭りの開かれる所を通りかかった際、幾つものテントが道の両側いっぱいに並ぶ光景を見た。
誠、壮観の一言に尽きる。コロナ禍も過ぎ、こういった光景の戻ってきたのは嬉しい。