日記:2024年9月25日

〇曇。夕暮れが近くなってきた。仕事の帰りの空を見上げれば、薄膜のような雲越しに赤と藍の光が漏れ出していた。
 つい先日までは、同じころの空は憎々しいほど太陽が輝いていたというのに、季節とは不思議なものである。
 季節といえば空が高くなったことに秋を感じる。雲の高度が上がったのもそうだが、夏の雲がひたすらダイナミックであるのに対し、秋の雲は面的で、空を蓋するよう覆うから余計に空が高く感じるのだろう。
 私はこういう季節が好ましいのだけれど、残念ながら近ごろの秋は長くない。おそらく一、二週間で秋より冬を思うようになる。
 日ごと近くなる夕暮れを数え、短い秋を謳歌したい。

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